日々徒然なるがままに。イベント・更新その他、最新情報はここが一番早いです。
突然シャワーが水になりました。(笑)
中々お湯に戻らないから諦めて服着て出たよ!
溜めてつかろうと思ってたお湯もぬるい水(ぬるま湯でもない/笑)で仕方なくそれ浴びて出たよ。
いや、この季節水シャワーは寒いって。
風呂上りにガス元チェックしてみたら、どうやらバグってたらしい。設定温度『01』って何だよ!?
一回切って付けたらお湯に戻ってくれましたが。・・・俺もう服着たし入りなおすの正直めんど・・・(オイ)
さて。風邪引いたらどうしてくれよう。(笑)
続けてなんちゃってハロウィンです。(そんなタイトルになったらどうしよう)
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ざわり。
「!」
二人の居る倒木のすぐ後。いや、上か、横か・・・それともそれら全てか。
視線を感じて、セフィリオは棍を構える。
「そういえば。朝から歩いてるのに僕ら以外・・・生き物が居ないよねこの森は」
「そう、でしたっけ・・・?あぁ、でも・・・・鳥も」
泣き声が聞こえないどころか、虫さえ一匹として見なかった。そんなこと普通の森ではありえない。
確かに違うのだ。何かが、この森は。遠くで、小さな笑い声が聞こえる。手招きをするように優しい声で、オミを誘いながら。
「・・・セ、フィリオ」
止まらない震えを抑えるように、自分自身を抱き締めていた腕で、思わず近くに立つセフィリオの服を握り締める。
首筋が、ちりちりと痛む。耳元が熱い。空いた手で無意識に触れるけれども、その肌には何も残らず滑らかなままだ。
くすくす。また声が響く。いや、よく思い出してみれば最初からこの声は聞こえていたのかもしれない。ただ、鳥や虫の鳴き声だと思って気にしていなかっただけで。
笑い声は、オミを知っていた。囁くように、オミの名を笑い声に混じらせて、耳許へと風が届ける。
呼ばれている。何に?分からないけれど、オミは呼び声に耐えるように、セフィリオに縋った。
この腕を離したら、きっともう抗えない。ただ無力のままに、どこかに引き摺られてしまいそうで。
「・・・オミ?気分でも悪い?休ませて上げたいけど・・・ちょっと邪魔が入ったみたいだ。少し、我慢してて」
「・・・う、・・・ん」
珍しく、離れることを躊躇う仕草に、視線も何もかも気にせずに抱き締めてやりたいと思った。
何かに怯えているオミを安心させるよう、抱き締めて。離さなければいいと。
けれど、口から出た言葉は、何時ものようにからかうような軽い口調。
「珍しいね、オミがそんな風に甘えるなんて」
「あ・・甘えてません!・・・もう。僕は、ここに居ますから・・・・」
ゆっくりと、離れるオミの手の温度。夜風に冷えたのか、酷く冷たく感じたのは、ただの気の錯覚か。
セフィリオとて、オミの様子が何かおかしいと気付いていた。けれど、彼らを眺める視線は消えるどころか数を増しているようでもある。そろそろ放って置いていい数ではなくなってきたのだ。
人のような、獣のような。
複数であるのに、たった一つのような。
正体の見えない敵に、セフィリオは棍を構えてオミの傍をゆっくり離れる。
オミは動かなければ、大丈夫だろう。
薄暗く夜に染まり始めた空気に、はっきりとは分からなかったけれど、オミの顔色はいいとは言えなかった。
早く、全てを終わらせて。無事な城まで届けてやりたい。
視線の主まで近付いて、後一歩。くだらないことなのに、何故か気が急いて仕方ない。
ぱきりと、小さな小枝を踏んだ音にセフィリオは慌てて後ろを振り返った。
何が、きっかけだったのか。それは、わからないけれど。
「・・・・――――オミ?」
振り返ったそこには、オミが腰を降ろしていた倒木も、もちろんその上に座っていたはずのオミも。
忽然と、姿を消していた。
いやんなところで切ってみる。(笑)以下次回!>>
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