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でもお陰で4連休ですってよ。・・・いや、家から出れないけどさ。(笑)

風邪?引きました。多分風邪。うんたぶん。
病院は行ってきたんですが、『特定しかねる』って言われてウィルス感染を疑われました。
インフルさんじゃないです。なんか今一番流行ってるらしい風邪だそうですが。
俺は元気です!やっと!やっと起き上がれるようになったよ!!(昨日一昨日は一時間座ってられなかった/苦笑)

ふぅ、元気になったのでやりたいことねっちょりやってますよコラ!(混ざった)
一先ず、サボりまくってたなんちゃってどうぞ。(今まさに書いた/笑)



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晴れた月夜に、薄い色素の髪が揺れる。ふわりと身体を撫でたのは、自然で起きたのではない一陣の風。
揺れる木々を背に降り立ったのは、共に隊を組んでいたルック。そしてルックに支えられるように立つ、もう一つの影。
「ルック?・・・と。どうして、ここへ?」
彼女は元々この陣営にいなかったはずだ。いや、元々あまり出歩くことを好む人ではないのに。
「おんしらが呼んだのであろう?・・・いや、呼ばれずとも、来ていたかも知れぬがな」
彼女・・・シエラは渦巻く闇に包まれた屋敷を見上げて、小さく笑う。
暗く染まった空には蒼い月。黒い闇がシエラの紋章に怯えたように、その力を拡散させるように消えていった。
セフィリオが合流する前、屋敷内へと戻れないかフリックと二人掛りで扉を蹴破ろうとしたが、渦巻く闇に阻まれてびくともしなかったのだが。
ここへ、シエラが現れたただそれだけで、闇は消え、今ではだた普通の扉が立ちはだかるばかり。
「・・・な、んだって言うんだ?昨日から・・・これじゃあまるでネクロードの野郎の時と・・・・まさか!?」
城を見上げていたビクトールは、驚いた顔でセフィリオを振り返る。
視線を受けたセフィリオは小さく頷いて、シエラへと向き直った。
「シエラ殿。以前、オミの血はとても珍しいものだと仰っていましたが。・・・具体的に、何がどう珍しいというのです?」
「・・・おんしがそれを尋ねるかえ。もう、わかっておろうに」
セフィリオを一瞥し、笑みを返したシエラは踵を返して屋敷に向き直る。
輝く右手を伸ばせば、閉じられた扉は彼女を迎え入れるように大きく両開きに開かれた。
「あれの血は神子の血。巫女とも、御子とも、意味は同じ。浄化を高め、穢れを祓い・・・純なる魔力を高める神子の血筋」
ふわりと燐光を纏い、屋敷の中へと進み往くシエラは、もう一度セフィリオを振り返り、微笑む。
「だがあれは、自身の力とてその血を使えない。・・・だが、身体を介して、血を介して力を与えて、与えられているのは、おんしだろうに」
「与えて、与えられる・・・力?・・まさか、気の交換も・・・」
思わず、右手に力が篭る。
「あれの血がなせるもの。・・・普通の者に与えたとて、真の紋章持ちの気など、受け取れるものではない。あれの血は特殊・・・我らが求めて止まない、神子の血だからの」
言い切ったシエラの言葉に驚いている暇はなかった。
『あぁああああ―――――――ッ!!!!』
右手の紋章を介して、セフィリオに激痛が走る。
「く・・・オミ・・・!?」
幾度と無く交えた気の気配が紋章を伝わって、セフィリオに届いているのだろう。繋がった遠くで聞こえる悲鳴は、オミの声。
「早く・・・オミ・・・!」
走り込んで館内へ雪崩れ込めば、小さな黒い影が視界を遮るように飛び出してくる。
「邪魔だよ」
凛と響いた声と同時に、背後から強烈な風が吹き荒れた。黒い影はどうやら蝙蝠だったようだが、羽ばたく空間を風で吹き飛ばされた結果耐え切れずに壁へとたたきつけられた。
「うおぉ!?」
「こっちまで吹き飛ばす気かルック?!」
辛うじて吹き飛ばされるのを免れた腐れ縁二人が文句を告げるが、セフィリオもルックも、シエラでさえもその声には無反応で走り抜けていく。
「・・・ったっく、オミのことになると必死だな、あの二人は・・・」
「確かに、早く助けてやらなきゃまずいことになりそうだ。いくぞ、ビクトール」


>>こんなところでティントの裏話。(ぇええ)まったり続きますv





拍手レスです。(反転プリーズ)

>12月19日 11:35「 うわうわ!もしかして~」の方v
コメントありがとうございます~!
出てきましたよハイですよルックです!こういう本筋から離れた話には出来るだけ出してやりたいなと。
そしてオミを奪い合え!ですよ!(笑)いえ、根本的にセフィリオさんの一人勝ちですけれども(笑)
三角関係萌えますか!ラブですか!(誰も言ってない)ありがとうございます!!(笑)
王子(ぇ)二人でお姫様(!?)を助けに飛び込みますので、この続きも、楽しんでやってくださると嬉しいですv
ありがとうございました~!

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